更年期(便秘編)

私は元々便秘症です。

更年期の年齢に入り、更に頑固になった気がします。

私にとって「関節痛」「髪の毛パサパサ」の次に深刻な問題かもしれません。

ホルモンバランスが乱れる更年期では、自律神経が乱れ、腸の運動にも影響があるのです。

腸の運動は、副交感神経が働いてくれないと動きません。この副交感神経というのがリラックス時に働いている神経。つまり、イライラ、カリカリしている時には副交感神経は働いていません。そんな時には腸の運動は進みにくく、便通も滞りがちになるようです。

そこで色々試して、私にも効果を感じられた便通対策を紹介したいと思います。

まずは。。。

あまり気にしない

対策ではないんじゃないかって思うと思われるかもしれませんが、先に書いたように、副交感神経を働かせ、リラックスした状態を作り出すようにするためには、「気にしない精神」も対策と言えるのではと思い、まず挙げてみました。

2、3日便通がなくても気にしないこと。たくさん出なくても気にしないこと。少し出たら、心の中で褒めてあげること。硬くても、柔らかくても、出るだけマシかーと、歓迎すること。便意をもよおしたら、ウキウキでトイレに行くこと。

病気の前兆や、他の不調を見落とすことはいけませんが、便秘だけに執着せず、いざという時に便秘解消の切り札を持っているなら、便通のことを気にしない事が大切ではないかなと思うようになりました。

私は昔、最低でも2日お通じがこないと気にして、色々試していました。ヨーグルトを食べてみたり、牛乳を飲んでみたり、体操したり…と。結局何にも頼らないで自力で毎日の便通なんてきません。今でもそうです。

でもこれが私のリズムだと思って、気にしないでいると、肌荒れが治りました。イライラ気分も落ち着きました。「そうそう来るわけないよね~」と心の中で思ったり、お通じが来たら「おっ!すごいぞ!この便意逃すまい!」と心の中で自分を褒めるようにしています。

『自分の腸のリズムはこんなもんだ~』とのんびり構えていると、気持ちも楽になるし、大事なことのような気がします。

ここからは上記で言う切り札的な方法です。いくつかあります。

牛乳

すっきパラに朝イチ冷たい牛乳400ml。

昔からの便秘症の方はとっくに試している初歩的な方法かと思いますが、400MLはなかなか多いです。この量の牛乳を冷たいまま飲むのは、日常ではあまりできていないかもしれません。2回に分けるのではなく、400MLが入るコップを使って一気に飲むのです。

妊娠中が一番ひどい便秘だったのですが、産院の先生が「まずは薬に頼らないで、朝イチで牛乳飲んでみてね」と言ってくれたことがきっかけです。400mlは私の量です。

即効性があって、飲んで2時間後にお腹にきます。崩すてしまうと大変なので、1日の予定がない時にお試しを。

お風呂の中で腸マッサージ

よく「の」の字を書くようにと言われます。私は「の」の字の最後のところ、下行結腸(おへその左から下中へ)をつまみ上げるように、へそ側から下に向かって揉むのがオススメです。お風呂の中でします。ちゃんと辿っていくと、硬くなって滞っているところがわかります。優しくほぐすようにします。最後、肛門側から最後に刺激するのも効きます。くれぐれも、力を入れすぎないように気をつけてくださいね。

どっさり黒ダイエット茶

お茶系も色々試しました。杜仲茶、センナ、減肥茶、ごぼう茶など試しました。効きすぎたり、ガスが出るだけで終わったり、美味しいだけで効果なしだったりとさまざま。

たどり着いたのが市販の「どっさり黒ダイエット茶」でした。お茶の濃さで調整すると、お腹も痛くならず、効き目もマイルドでオススメです!!長期間飲み続けても、効果が変わらないことも実感しました。美味しいし、これが一番よかった!!本当にどっさりで、お腹ぺったんこになります!!

今の所、これが一番最後の切り札です。

酸化マグネシウム

市販の便秘薬に頼るのもいいと思います。やっぱり切り札は多い方がいい。

酸化マグネシウムの便秘薬で、だんだんと効き目が薄れて、使用量が増えていったことがある方はいませんか?私はそうでした。知り合いの看護婦さんから教えてもらったのですが、「酸化マグネシウムはたーっぷりの水で飲まんといけないよ」と。アドバイス通りにたーっぷりの水で飲むと、とても効果がありました。タイミングも、腹痛の弱さも、ちょうどよくて使いやすい薬でした。すっきりするし、後に長引かない。今まで効果なかった方、たっぷりの水で試してみてください。

以上、切り札さえもっておけば、『そうそう、私の腸、頑固なのよ~』と更年期の便秘も明るく過ごすことができそうです。

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