こんにちは、ばなです。
私は37歳ごろから更年期の症状が少しずつ現れはじめ、44歳になった今では体の変化をかなり実感しています。
前回の記事では初期症状や気づきについてお話しましたが、今回はさらに進んだ3つの症状――「抜け毛」「便秘」「関節痛」――に対して私が実際に試し、効果を感じた対策をまとめます。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
症状① 抜け毛・髪の細さへの対応
髪質の変化に気づいたきっかけ
40代に入ってから、髪の毛が全体的に細くなり、ボリューム感が減ってきました。これまで使っていたトリートメントや美容液ではあまり改善が見られず、鏡を見るたびに気持ちも落ち込みがちに。
育毛スプレーを試す
そこで思い切って育毛スプレーを導入。毎日朝晩の2回、頭皮に直接スプレーし、指で軽くマッサージします。
使い始めて約2週間で髪のハリが戻ったように感じ、母にも「髪が元気になったね」と言われました。

プラスαの工夫
- 積極的な頭皮マッサージした食事
- ドライヤーは低温モードで使用
症状② ひどい便秘対策――運動習慣の見直し
便秘の悪化と薬の効きにくさ
更年期に入ると腸の動きも鈍くなるのか、以前より便秘が悪化。これまで頼っていた便秘薬が効きにくくなり、自然なお通じを目指す必要が出てきました。
“ながら運動”で腸を刺激
私が取り入れたのは、歯磨き中に片足立ちやスクワットなどのながら運動。
特に片足立ちは、体幹が鍛えられるだけでなく、骨盤まわりの血流改善にもつながります。1日合計5分程度でも、続けるとお通じの回数が少しずつ安定してきました。

食生活でのサポート
- 朝は水をコップ1杯
- 発酵食品(ヨーグルト、納豆、キムチ)を積極的に食べる
- 食物繊維の多い野菜・海藻を意識的に食べる
薬に頼らない腸活を目指すことで、体調全体の安定にもつながっています。
症状③ 日常に支障が出る関節痛の対処
関節の痛みで家事が困難に
ある日突然、右手首が痛くて鍋も持てないほどに。病院での診断では炎症は軽度とのことでしたが、日常生活にかなりの不便がありました。
サプリメントで改善
試してみたのは亜鉛と大豆イソフラボンのサプリメント。
飲み始めて1か月ほどで痛みが和らぎ、重いフライパンも持てるようになりました。私の場合は亜鉛よりも大豆イソフラボンの方が効果を感じやすかったです。

症状や体質によって合う・合わないがあるため、複数試しながら自分に合った方法を見つけるのがおすすめです。
まとめ
更年期の症状は人それぞれですが、私の場合は「抜け毛」「便秘」「関節痛」が生活の質に直結する悩みでした。
今回ご紹介したように、小さな工夫を日々の生活に取り入れることで、症状の改善や気持ちの前向きさを保つことができます。
- 抜け毛 → 育毛スプレー+栄養バランス
- 便秘 → ながら運動+発酵食品
- 関節痛 → サプリ+生活習慣改善
もし同じ悩みを抱えている方がいれば、「試してみようかな」というきっかけになれば嬉しいです。
※この記事は個人の体験に基づいたものであり、効果には個人差があります。体調に異変を感じた場合は、必ず医療機関にご相談ください。