子どもが友達と喧嘩した時の親のアドバイスは?

ばな
ばな

子育てをしていると色々なことが起こりませんか?

いつもどんな風に子育てしたり、アドバイスしたりしたらいいのか迷っています。3人の子育てをしながら学んだこと、感じたことを紹介できればと思って記事にしました。

子ども同士、一緒に過ごしていると必ずトラブルが起きます。しかし、親は子どもにトラブルが起きることを恐れる必要はないと思います。むしろ、子どもにとっては小さなトラブルを乗り越えていく経験の方が重要です。

親として、トラブルを解決してあげようと、ついついすぐに手を差し伸べてしまいがちですが、実は子供のためになっていないかもしれないと思うようになりました。

今回は、子ども同士のトラブルに親がどう関わるかを私自身の経験から学んだことを紹介します。

まずはじっくり話を聞いてあげる

子どもが親に学校でのトラブルを話すのは勇気がいります。特に普段、あまり学校のことを話さないお子さんなら尚更です。

我が家の場合、子どもが相談に来たときは、できる限り家事の手を止めて話を聞いてあげます。家事の手を止めなくても、普段とは違い「真剣に聞いているよ」という姿を態度で示すよう心がけています。(かしこまって聞こうとすると照れるお子さんもいると思うので、この限りではありませんね)

子どもは時系列も関係なく思うがままに話をするので、理解に苦労しますがここは頑張って聞いてください。話の途中でアドバイスしたり、諭したりしない方が、事の全容がわかることが多いです。

おすすめは紙に書きながら聞くことです。自分が言ったことを視覚化できるので、子ども自身も整理できるし、親の理解も早まります。

話は真剣に聞くが、間に受けない

話を聞きながら、子どもの置かれている現状をなるべく理解するようにしています。ただしここでとても大切な、気を付ける点があります。それは子どもが言っていることが真実とは限らないということです。親なら誰しも我が子のことを信じて、子どもが言っていることが真実と思いたいのですが、子どもの記憶は意外と曖昧です。話を紐解いていくと、実は・・・。ということはよくあります。

それなのに、子どもの話だけで感情的になって学校や相手のご家庭に連絡しても、うまくいくことはありません。一時的にうまくいったように見えても、腹の中では「あそこのご家庭は・・・」と思われ、今後の関係が悪化するのがオチです。

それだけならまだしも、我が子にとっても「うまくいった」「思い通りになった」など間違った解決方法を身につけてしまう危険性があります。

子どもの話は真剣に聞きますが、間に受けるのとは違うと考えています。ばな子は「我が子は今回のことをこのように受け止めている」と理解するようにしています。こう考えることで親としても冷静に物事を見て、今後の対応や声掛けを考えることができ、最終的にはより良い解決に向かうことができると思います。

子どもにこれからどうしたいかを聞く

子どもの話を一緒に整理しながら、状況を捉え直します。この作業で子どもから「あっ、僕の〇〇が嫌だったのかも」「〇〇したことで誤解したのかも」など、解決のヒントになる言葉が出てくることがあります。それを聞き逃さないように気を付けています。

状況を把握できたら、まず子どもに「あなたはどうしたいの?」と聞くようにしています。その相手の子と話し合いたいのか、もう関わりたくないのか、仲直りしたいのか、誤解を解きたいのか、嫌がらせをやめてほしいのか、仕返しをしたいのか、などなど。

意外と「とりあえず親に聞いてもらいたかっただけ」という場合もあります。この場合、「うん。わかった。じゃあ、自分たちで何とかやってみる?困ったらいつでも相談してね」「どうしてもダメなときは我慢せずに言ってね。必ず味方になるから」と伝えて、子どもが自分の力で解決できるよう励ますようにしています。

ポイントは子どもに、「どうしてもダメなときは親が助けてくれる」ということを感じさせることです。そうすることで、自分たちで解決してみようという前向きな気持ちを保ってくれます。

親の考えを伝え、一緒に対応を考える

子どもの話を一通り聞いたら、親として、人生の先輩として思うことを伝えます。このときはあくまでもアドバイスであって、指示にならないように注意します。指示になると本人が納得しないまま出来事が進んでいくので、次の結果に子どもが責任を持とうとしないことがあります。アドバイスを聞いた上で、結局どうするかを一緒に考えていくと、今回の経験が子どもの財産になると思います。

まとめ

今回紹介した手順は子どもとの関わり方の基本にしています。もちろん一度、この関わり方をしたくらいでは、物事うまくいかないことの方が多いです。でもそれは、社会に出れば当たり前のことです。人は壁にぶち当たるたびに自分で考え、判断していかないといけません。私は我が子には、そんな力を身に付けた人に育ってほしいと願っています。

大切なことは、目の前の子どもと真剣に向き合うことですね。お互い頑張りましょう。

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